犬フィラリア症(犬糸状虫症)
犬フィラリア症は、フィラリア予防薬を投与することで完全に予防できる病気です。フィラリア予防薬は動物病院などで入手することができますので、しっかりと予防しましょう。 ここでは犬フィラリア症の正しい知識を身に着けていただき、…
犬フィラリア症は、フィラリア予防薬を投与することで完全に予防できる病気です。フィラリア予防薬は動物病院などで入手することができますので、しっかりと予防しましょう。 ここでは犬フィラリア症の正しい知識を身に着けていただき、…
●外部寄生虫 外部寄生虫とは、犬の体表または皮膚内に寄生する寄生虫(ノミ、ダニ)のことを言います。 外部寄生虫の駆虫薬には、フロントライン、レボリューションなどがあります。 <外部寄生虫の種類と病気> 種類 病気 ノミ …
人畜共通感染症とは、人と動物に共通する感染症のことです。 世界保健機関(WHO)では「脊椎動物と人の間で自然に移行するすべての病気または感染(野生動物等では病気にならない場合もある)」と定義されています。 「動物由来感染…
レプトスピラは、人畜共通感染症(Zoonosis:ズーノーシス)です。 ※人畜共通感染症は、人獣共通感染症、動物由来感染症とも言います。 ◎レプトスピラの病原体 レプトスピラ(Leptospira)の病原体は、スピロヘー…
◎犬コロナウイルスの病原体 コロナウイルス科に属する犬コロナウイルス(Canine coronavirus)が病原体です。 このウイルスに感染すると、消火器系で増殖して腸炎などの消火器症状を引き起こします。 別名、犬コロ…
◎犬パラインフルエンザの病原体 犬パラインフルエンザの病原体は、犬パラインフルエンザウイルス(CPIV:canine parainfluenza virus)です。 このウイルスは、Paramyxoviridae科のPa…
犬伝染性肝炎(infectious canine hepatitis)とは、犬アデノウイルス1型に感染することで肝炎を引き起こす感染症です。 ◎犬伝染性肝炎の病原体 犬伝染性肝炎の病原体は、犬アデノウイルスⅠ型(CAV-…
犬アデノウイルスⅡ型は、犬伝染性気管気管支炎(別名:ケンネルコフ)を引き起こす病原体の一つです。 ◎犬アデノウイルスⅡ型の病原体 犬アデノウイルスのⅡ型が病原体です。 犬アデノウイルスには、Ⅰ型とⅡ型の2つのタイプがあり…
犬パルボウイルス感染症は、強い感染力を持つパルボウイルスに感染することで、さまざまな症状を引き起こし、死に至ることもある大変恐ろしい病気です。 この感染症は、1976年に突然現れて数年のうちに全世界に爆発的に広まりました…
犬ジステンバーは、犬の代表的な伝染病で、日本国内でも周期的に発生している感染率および死亡率の非常に高い病気です。 ◎犬ジステンバーの病原体 犬ジステンバーは、パラミクソウイルス科(Family Paramyxovirid…
この特集では、犬の感染症についてご紹介したいと思います。 狂犬病 狂犬病は人畜共通感染症です。発症すると治療方法はなく、100%死亡する非常に恐ろしい病気です。 犬パルボウイルス 犬パルボウイルス感染症は、強い感染力を持…
狂犬病は人畜共通感染症です。発症すると治療方法はなく、100%死亡する非常に恐ろしい病気です。 この病気の病原体は、ラブドウイルス(Rhabdoviridae)科のリッサウイルス(Lyssabirus)属、狂犬病ウイルス…
ニュー・オーナー・シンドロームとは、子犬が親兄弟姉妹犬から引き離されて新しい飼い主さんのもとで暮らし始める際に起こるストレス性の病気のことです。 子犬をご家庭に迎えてから数日~1週間程度は、子犬が新しい環境になれていない…
地球上の生物(人、犬、猫など)は常にさまざまな外敵にさらされております。 ある程度は免疫機能で防ぐことができますが、今まで経験したことのない(免疫が戦ったことのない)外敵(細菌、ウイルスなど)が体に侵入してくると免疫の武…
ワクチンには、ある意味体内に毒を入れるようなものです。 接種後に次のような症状がでることがありますので、飼い主がしっかりと観察してあげましょう。 一時的に弱ることがあります。 元気がなくなることがあります。 グッタリとす…
病原体(寄生虫、細菌、真菌、ウイルス、異常プリオン等)が体に侵入することで、感染症に感染します。 これらの病原体の主な侵入経路には、次のようなものがあります。 感染経路 説明 空気感染 咳やくしゃみなどによってばらまかれ…
ワクチンの種類には、「生ワクチン」と「不活化ワクチン」があります。 ●生ワクチン 毒素を弱めた抗原(病原体:細菌やウイルスなど)を生きたまま使用するワクチンです。 ほとんどの混合ワクチンはこのタイプになります。 <メリッ…
<混合ワクチンの種類について> 混合ワクチンの種類は、2種、5種、8種が一般的です。 ●2種混合ワクチン 最も感染力の強く、死亡率の高い「犬ジステンバー」と「犬パルボウィルス」感染症の2種類のワクチンを同時に接種します。…
子犬は、ワクチンプログラムに従って通常2回から3回の混合ワクチン接種を行います。 1回目の混合ワクチンは50日前後に接種するのが一般的です。 2回目は1回目を接種してから、1ヶ月後に接種します。 3回目を接種するかどうか…
犬にも人間と同様にさまざまな感染症があります。感染すると命を脅かすものや、人にも感染するものもあります。 これらの感染症に対して、あらかじめワクチンを接種することで体内に抗体を作り、防御機能を高めることができます。 生後…