「人とペットの幸せを第一に考える」
ペットショップさくらでは、「人とペットの幸せを第一に考える」ことを最優先しております。
このキーワードを考えた結果、インターネットによる子犬の代理・仲介販売専門店にたどり着きました。
当店では、動物虐待につながる「生体(子犬)の展示陳列販売」や、子犬の衝動買いを誘う「抱っこ商法」は一切行っておりません。
ペットショップさくらの使命
当店の使命は、以下の通りです。
- 「人とペットの幸せ」を追求します
- 「生体(子犬)の展示陳列販売」の禁止を目指しています
- 「犬の繁殖=”悪”である」という誤った認識の改善を目指しています
- 「偏った動物愛護の精神」への啓蒙活動
- 優良ブリーダーの高品質な子犬をご紹介します
時々、動物愛護の精神から、「犬の繁殖= ” 悪 ” である」という主張を目にすることがありますが、わたくしはそうは思いません。
一般的に「犬の繫殖家=ブリーダー」と考えられておりますが、これは大きな間違いです。
ブリーダー(Breeder)とは、「Breed(犬種)」を「~er(~する人)」です。
つまりその犬種の専門家であり、その犬種を保護・育種・向上させる人のことを指しているのです。
単純に犬を交配・繁殖させて、利益目的で販売(ペットオークションへの卸販売を含む)いる業者は繁殖屋(パピーミルなど)であり、ブリーダーとは大きな違いがあるのです。
「犬の繁殖= ” 悪 ” である」という思想は、偏った動物愛護の精神からくる間違った認識であるのです。
人と犬の関係は非常に長い歴史があります。
日本人の場合、縄文時代から一緒に生活していたことが確認されています。
この時代は柴犬によく似た犬が飼育されており、狩猟のお供や、集落を害獣から守る番犬として活躍していました。縄文時代の墓地から人間と一緒に埋葬されている犬の骨が見つかったことからも、とても大切に扱われていたようです。
また、犬の品種の多様性は、優秀なブリーダー達により作出・維持・改善されてきた長い歴史の結果であり、人間の文化そのものといっても過言ではありません。
残念ながら、パピーミルなどの悪質な繁殖業者(パピーミルなど)がいることも事実です。
現在の日本では、この悪い面のみが取り上げられて、法令によるブリーダーへの締め付け・いじめが増大してきております。このままでは、日本からブリーダーがいなくなり、日本から犬の文化が消滅してしまいます。
「インターネットによる子犬の代理・仲介販売」によるメリット
「インターネットによる子犬の代理・仲介販売」によるメリットには以下のようなものがあります。
- 心身の健全な成長に重要な子犬の社会化を重視した販売が可能です
- ブリーダーが子犬をしっかりと管理することで、感染症のリスクを軽減できます
- 「子犬の展示陳列販売」を行わないことで、子犬に余計なストレスを与えることが無くなります
- 「子犬の抱っこ商法」を行わないことで子犬の衝動買いがなくなり、ペットの遺棄や飼育放棄を抑制できます
- ブリーダーさんと飼い主さんが直接繋がることよる安心感や、人と人との繋がりが生れます
- ブリーダーさんが繁殖計画をしやすくなります
- 飼い主さん&ブリーダーさんにご満足いただける、適正価格での子犬販売が可能です
- 心身共に健全な子犬をご紹介することで、飼い主さんの満足度が向上します
- ペット先進国の欧米の子犬販売をお手本としています
など
「子犬の幸せ」を考えて
「子犬の幸せ」を考えた場合、重要なことは何でしょうか?
当店では以下のように考えております。
- 社会化期の子犬にとって必要な経験(親からの愛情、兄妹との遊びなど)を十分行うことが出来る
- 「生体の展示陳列販売」や「ペットオークション」に伴うストレスがない
- 子犬の成長に必要な十分なフードや睡眠・休養を得ることができる
- 優良なブリーダーから十分な愛情を受けている
- 優良な飼い主さんとの出会い・お引渡し
これらの要件を考えた結果、インターネットによる子犬の代理・仲介販売がベストだと考えられます。
子犬の社会化とは
子犬にとって、子犬の販売時期と重なる社会化期(生後3週齢~生後12週齢)はとても重要な時期です。この時期により良い経験をすることで、犬社会・人間社会に適応した飼いやすい犬になることが科学的に証明されております。
逆に、この時期の良い経験が少ないと問題行動(無駄吠え、咬みつく、他の犬を怖がる、犬同士での遊び方が分からない、落ち着きがない、人を怖がるなど)を引き起こす原因となることが分かってきております。
優良なブリーダーは、子犬に毎日たっぷりと愛情を注いています。
また、親兄妹や同時期に産まれた子犬同士、他の成犬と一緒に子犬を遊ばせることで犬社会を十分学習させております。特に子犬同士での遊び(乗っかったり、押し合いっこ、甘噛み、引っ張り合いなど)がとても重要なんですよ。
お引渡しの直前までブリーダーが子犬を飼育することによる、子犬の社会化メリットはとても大きいのです。
当店では初心者の飼い主さん(希望される飼い主さん)には、子犬の社会化を考慮した飼育方法を納得がいくまでご説明しておりますので、ご安心ください。
一般的な展示陳列販売による問題点
一般的な展示陳列販売を行う路面店(ペットショップ、ホームセンターなど)の多くは、繁殖屋(パピーミル)も出品するペットオークション(競りあっせん業)から子犬を仕入れて販売しております。
ペットオークションでは、出品された子犬が流れ作業で物のように扱われ、非常に安価で落札される場合もあるようです。
まれに、感染症(パルボ、ジステンパー、ケンネルコフなど)が蔓延して話題になることもあるようです。
仕入れた子犬は、1頭1頭別々のケージで飼育され、子犬同士で遊ぶことはほとんど無く(遊んでいる最中に怪我をしたら、売り物になりませんので)、感染症の有無を確認するため、数日隔離されるようです。万が一感染症が発症した場合、十分な治療(治療コストが仕入れコストを上回るため)が行われることがない場合もあるようです。回復せずに死亡した子犬達は、犬猫販売業の死亡数として役所に報告されます。
商品なった子犬は1日のほとんどを狭いショーケースの中で生活します。狭いショーケースで不特定多数の人間の見世物にされ、光や騒音にさらされることで、子犬は大きなストレスを抱えます。中にはフードの給餌量を減らされて、常に空腹状態とすることで、お客様がショーケースに近づくと子犬がフード欲しさにお客様に必死にアピールするようにする店舗もあるようです(元ショップスタッフ経験者の方からマニュアル化されていると聞きました)。
この様な環境で生活してお引き渡しされていた子犬は、強いストレスを抱えて人間不信や、犬社会の学習が不十分となり、成犬時に問題行動を引き起こす可能性が高くなることが分かってきております。
「飼い主さんの幸せ」を考えて
「飼い主さんの幸せ」を考えた場合、重要なことは何でしょうか?
当店では以下のように考えております。
- 健康的な子犬を買いたい
- 問題行動の少ない飼いやすい子犬を買いたい
- 愛犬が長生きして欲しい
- 初めて子犬を飼育する場合に飼育・お手入れ方法などを知りたい
など
これらの要件を考えた場合でも、やはりインターネットによる子犬の代理・仲介販売がベストだと考えられます。
展示陳列販売を行っている路面店(ペットショップ、ホームセンターなど)で、ショーケースに入っている仔を選んだ方が良いのではないか?と思われるかもしれませんが、先述のとおり、展示陳列販売は大きな問題点を抱えております。
最終的には、愛犬が健康で長生きしてくれて、寿命で亡くなる最後の日まで元気に歩いてくれることが「飼い主さんの幸せ」であると確信しております。
健康的な子犬を選ぶために
健康的な子犬を見分けるために最も重要なことは、優良なブリーダーさんを選ぶことです。
優良なブリーダーさんを見分けるためには、繁殖している犬種や、繁殖に対する思い(ポリシー)がとても重要になります。
ブリーダーさんから直接子犬を購入しても、繁殖に対するポリシーによっては、子犬の社会化に否定的な方かもしれませんし、需要が高い小さいサイズ(極小サイズ)やいわゆる「かわいらしい子犬」にこだわっていると骨格の構成などが疎かになっているかもしれません。
骨格の構成が崩れると内臓や四肢の疾患を引き起こす原因となるようです。
子犬の見学時には、以下のようなことを見るとよいでしょう。
- 十分にお腹が膨れているか(幼児体型)
- マルマルと肥えていて、骨太であるか
- 身詰まりよく、ずっしりと重いか
- いわゆる「棒足」ではないか?
など
棒足とは、飛節(ひせつ)が棒のように真っ直ぐな状態のことを言います。
飛節は足根(ぞっこん)ともいい、人間のかかとに当たる場所です。
犬はつま先立ちをしている状態で、飛節は本来後方に突き出したように見えるのが正常です。
棒足の犬は、骨格の構成が悪く、将来、内臓や四肢の疾患を引き起こしやすいといわれております。
生後60日ころの子犬は、これから成長するためにエネルギーが必要です。
この時期に痩せていて骨が細いと十分に成長することが出来ない可能性があります。
特にチワワなどの超小型犬種や、、トイ・プードル(タイニーサイズ、ティーカップサイズ)などの極小サイズの犬の場合には注意が必要です。
あまり体重などにこだわるのではなく、健全な子犬を選ぶべきだと思います。
犬の健康や寿命は、飼い主さんの飼育方法や生活環境によって大きく変化してしまいます。
ブリーダーさんが、健康的な子犬に仕上げてくれても、子犬をお引渡ししてからは飼い主さんの毎日の努力が必要になります。
例えば、飼育環境であれば、犬にとってフローリングは四肢の疾患を引き起こす原因となりますので、カーペットやタイルマットなどの利用が必須となります。
愛犬との生活になれてくると、日常となり、ついつい見落としてしまうこともあるかもしれませんが、愛犬に対する愛情を忘れずにいてくれると幸いです。
犬の問題行動としつけについて
子犬の社会化期に十分に良い経験しても、成犬になってから問題行動を引き起こすことはよくあることです。
これは、飼い主さんによる”しつけ”が十分に行われていない事が原因です。
しばしば、「うちの仔はバカ犬だから・・・」と仰る飼い主さんがいらっしゃいますが、犬の問題行動は100%飼い主さんが原因です。
本来、訓練性が良し悪しでしつけの入りやすい/入りにくい犬種はありますが、バカな犬なんて1頭もいませんので、しつけをあきらめないでください。
最近では、犬の訓練士さんが、犬のしつけ動画をインターネット公開されている場合もありますし、ご質問頂ければ分かる範囲でご回答しますので、ご連絡いただけると幸いです。
「ブリーダーさんの幸せ」を考えて
「ブリーダーさんの幸せ」を考えた場合、重要なことは何でしょうか?
当店では以下のように考えております。
- 適正価格で子犬を販売できる
- 飼い主さんが子犬を大切にしてくれるかどうかの不安解消
- ブリーダーさんのファンが増えて、繫殖計画が立てれるようになる
- 法律によるブリーダーいじめの解消
当店では、「ブリーダーさんの幸せ」も可能な限り追求して、ご満足いただけるように努めております。
ブリーダーさんを取り巻く実情
ブリーダーさんを取り巻く環境は、残念ながら良い状態ではありません。
問題点をあげると以下のようなものがあります。
- 子犬の飼い主さんが見つかるかどうかが不安で安心して繁殖できない
- ペットオークションや大手ペット販売仲介サイトを利用せざるを得ない
※中年齢・高齢者が多く、ITの知識が乏しい方が多い為 - ペットオークションで安価で買い叩かれてしまう
- 大手ペット販売仲介サイトからの理不尽な要求
- 子犬販売にかかるコストを価格転嫁できない
- フード代
- ワクチン代
- 駆虫薬代(内部・外部寄生虫)
- 血統証明書申請費用
- マイクロチップ装着費用
- 輸送費用(空輸代など)
- 輸送ケース代(クレート、バスケットなど)
- 水道光熱費
など
- 法令による負担の増加
- 事業所での対面説明・現物確認
- 帳簿など事務作業の増加
- 繁殖犬の頭数制限(15頭/人)
- 繫殖犬の年齢制限(6歳以下)
- 繁殖犬(牝)の出産回数制限(6回まで)
- 繫殖犬の過剰な飼育スペース
子犬の流通の実情と問題点
一般的な展示陳列販売を行う路面店の場合
一般的な展示陳列販売を行う路面店(ペットショップ、ホームセンターなど)は、ペットオークションで仕入れた子犬を通常仕入れ値の2倍~3倍以上の価格で販売しております。子犬の価格はペットブーム時とペットブーム反動期、季節などによって上下します。人気犬種(トイプードル、チワワ、ミニチュアダックスフンドなど)で流通量の多い毛色になると、ペットオークションではさらに値が付かず安価での取引が強いられてしまいます(酷いときは引き取りを拒否されることもあるようです)。このような流通を繰り返していくうちに、薄利多売となり、必要な繁殖コストを賄えない為、子犬の品質低下を引き起こす一因となっている可能性があります。
大手ペット販売仲介サイトの場合
大手ペット販売仲介サイトの場合もいくつかの問題があるようです。
例えば以下のようなものがあります。
- 高額の仲介手数料を請求される
- 子犬販売時に必要となる費用(ワクチン代、駆虫薬、マイクロチップ代など)の一部を買主さんに請求することを禁止している
- 買主さんが複数のペット販売仲介サイトを利用した場合、複数のペット販売仲介サイトから仲介手数料を請求されるケースがある
- ブリーダーさんと飼い主さんのやり取りは検閲されており、ペット販売仲介サイトに不都合な内容があると連絡が入り満足できるやり取りの弊害となっている
大手ペット販売仲介サイトは多額なコスト(人件費、広告費など)がかかっていると思われます。
仲介サイトユーザーからは、子犬を見つけやすいメリットがありますが、コストをブリーダーさんに転嫁しているため、このような状況が続くと子犬の品質低下・ブリーダーさんの廃業の原因となる可能性があります。
ペット先進国(欧米)の子犬販売
ペット先進国の欧米では、子犬の社会化期を重視しています。
子犬の引き渡しは、犬種や成犬時のサイズなどにもよりますが生後60日~180日が一般的です。
残念ながら、日本では生後60日を過ぎると「売れ残り」というレッテルを張られてしまいますが、欧米では飼い主さんの意識も日本とは異なり、「子犬が立派に成長するまで育ててくれたブリーダーさんに感謝します」という考え方です。
欧米のペットショップのお店に行っても生体は展示陳列販売は行われておりません。(いたとしても、看板犬がいる程度です。)
その理由は、以下の通りです。
- 子犬の心身の健全な成長に重要な社会化期を重視しているから
- 不特定多数のブリーダーから仕入れた子犬を狭い店舗に集めることで、感染症のリスクが増大して、とても不衛生だから
- 生体の展示陳列販売は子犬に過大なストレスを与えるため、動物虐待に繋がると考えられているから
欧米で犬を飼いたい人は、以下のスタイルが主流になっているのです。
- ドッグアドプション(Dog Adoption:保護犬の譲渡会)で里親になる
- ブリーダーから子犬を直接予約・購入する
- 仲介業者(ペットショップなど)からブリーダーを紹介してもらい、子犬を予約・購入する
それに欧米では、ブリーダーは尊敬される仕事であり、日本のように差別されることはありません。
飼い主さんも『良い子犬を探す』というよりは、『優秀なブリーダーを探す』ということに重きを置いています。
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