<リーダーウォークとは>
リーダーウォーク(主導的歩行)とは、リード(引き綱)を張らない状態で、愛犬が常に飼い主さんの脇(通常は左側)をついて歩く状態のことを言います。
リーダーウォークが完成している犬は、飼い主さん(”群れ”のリーダー)の行動を常に見て歩くようになりますので、飼い主さんが止まれば自動的に愛犬も止まります。また、飼い主さんの行きたい方向へ進路を変更すると、愛犬も自動的について来るようになります。
<リーダーウォークの重要性>
リーダーウォークは、飼い主さんと愛犬との主従関係を決める意味で、最も重要な躾(しつけ)です。
”群れ”の進む進路は”リーダー”が決めるのです。
もし、お散歩などの際に愛犬が好き勝手な方向へ進んだり、リード(引き綱)を引っ張って飼い主さんを連れて歩いていると、愛犬は、自分が”群れ”のリーダーとなり、飼い主さんを服従させていると認識してしまいます。
この状態では、愛犬が、飼い主さんのいうことを聞く訳がありませんよね。
それに、お散歩をしていても飼い主さんは疲れるばかりで面白くないのではないでしょうか?
(実は、愛犬に「”群れ”を守らなくては」というストレスがかかるので、わんちゃんにとってもいい状態ではありません。)
飼い主さんが”群れ”のリーダーとなり、”群れ”の進む進路を決めるようになれば、愛犬は事前について来るようになります。
なんだか難しそうに思えますが、根気よく躾(しつけ)をすることで、犬の体の大きさや年齢に関係なくどの犬でもリーダーウォークをするようになります。
要は、飼い主さんの”やる気”と”根気”次第ですので、しっかりと行うようにしてください。
<リーダーウォークの躾(しつけ)方法>
リーダーウォークを愛犬に教えるには、次のような手法で行います。
具体的なやり方は、リンク先でご説明しておりますので、ご参照ください。
Step | 項目 | 概要 | |
Step1 | 信頼関係の構築 | 本格的な躾(しつけ)を行う前に、飼い主さんと愛犬の間に信頼関係を構築しましょう。しっかりとした信頼関係が構築されていると、躾を行う際にグ~ンと楽になります。 | 続きを読む |
Step2 | 「ツイテ」歩く練習 | 「ツイテ」歩くことが出来るようになる為に、「マグネット」、「チューズ・トゥ・ヒール」、「キャッチ・アイ・ウォーク」を教えましょう。 | 続きを読む |
Step3 | リーダーウォークの訓練 | リーダーウォークを教えるためのキーワードは、「止まって」、「方向転換」です。 | 続きを読む |