柴犬の尾(シッポ)

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◎柴犬の尾(シッポ)

柴犬の尾(シッポ)は大きく分類して、巻尾と差尾の2種類に分けることができます。

日本犬標準では、「適度な太さで力強く、巻尾か差尾になり、長さはその先端がほぼ飛節に達します。」(日本犬保存会HP「日本犬標準(スタンダード)」より引用)が理想とされており、、固く小さな巻の尾は好ましくないとのことです。


◎巻尾(まきお)とは

読んで字の如く、巻いている尾のことです。

巻尾は、巻き方によって左巻、右巻、左二重巻、右二重巻、車巻(体の中心で巻いている)、半巻に細分することができます。

柴犬の場合、ほとんどがこの巻尾となります。

なお、当店の看板犬のさくらは、右一巻半です。
私のトレードマークよ!と言わんばかりに、クルクルと巻いたシッポをふっ倒して背中に背負っています。
ちょっと巻きすぎじゃないですか?

子犬のころは、半巻の状態だったのですが、成犬になるころには、一巻半、巻いていました。

日本犬標準から考えると、右に一巻半も巻いた上、ふっ倒して背中に背負っているので、理想的な尾型ではないのかもしれませんが、この巻き過ぎた尾がトレードマークとなっているようです。

例えば、お散歩に出かけると、さくらのシッポをジィーっと眺めて、「さくらちゃんですよねぇ!?」なんていうように声を掛けられることがよくあります。
また、さくらのシッポをみて、「ドーナッツとか、ベーグルのようでおいしそう!」というように仰った方もいらっしゃいます。

お散歩を通して知り合った方や、一度ご挨拶をした方からすると、この巻きすぎのシッポが特徴的だったのでしょうか?


◎差尾(さしお)とは

差尾とは、「巻かずに前方に傾斜したもの」(日本犬保存会HP「日本犬標準の解説」より引用))とされています。
差尾の中には、太刀尾(空に向かって真っ直ぐ伸びている尾)やたたき尾(歩くとシッポが背中をたたく尾)などといった形状の尾も含まれています。

差尾を持つ柴犬は珍しく、数百頭に1頭くらいだといわれています。

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