柴犬の毛質と毛色

◎柴犬の毛質

柴犬の毛質は、かたく、まっすぐな表毛と、内側の淡い色調で軟らかい綿毛が密生した下毛の二重被毛(ダブルコート)となっています。

少しの雨であれば弾いてしまい、。下毛が濡れることはありません。

冬場の寒さには密生した軟らかい綿毛の下毛が威力を発揮します。少々の寒さなどビクともしないですよ!!
(冬場の散歩は飼い主が先に寒くて帰りたくなるくらいです・・・)
※子犬の内は体温調整がちゃんと出来ませんので、冬場は暖かくしてあげてください


◎柴犬の毛色

柴犬の毛色は、赤、胡麻、黒が理想とされておりますが、少数ではあるものの白毛も存在しております。
毛色の比率は、赤毛が80%を占めており、黒毛が20%位で、胡麻毛と白毛は少数となっているようです。

赤毛とは、「日本犬の世界では、茶の毛色を赤毛といっています。」(日本犬保存会HPより引用)とされています。
毛色の濃淡で、赤、淡赤、紅赤に分類されます。つまり、よく見る茶色の毛の柴犬が赤毛ということとなります。
ちなみに、当店の看板犬のさくらは赤毛となります。

黒毛の場合、目の上に四つ目と呼ばれる白っぽい斑点があります。
四つ目は黒柴の特徴でもあるので、飼い主の間では「麻呂(マロ)眉」なんていうように表現されていたりもします。

胡麻毛とは、赤毛と黒毛が混じり合ったもので、毛色の比率で胡麻、白胡麻、赤胡麻、黒胡麻に分類されています。

白毛は、読んで字の如く全身が白色の毛で覆われています。
耳の先端や、背中の一部などに若干赤毛などが混じっている場合もあるようです。

いずれの毛色の場合でも、裏白(胸元、腹、足の裏側、足先、尾の裏側の毛が白毛のこと)であることが特徴の1つあるといえます。

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