シェットランド・シープドッグ(シェルティー)のブラッシング

シェットランド・シープドッグ(シェルティー)の美しい被毛を維持する為に、毎日ブラッシングをしてあげましょう。
ブラッシングすることで、飼い主と愛犬のコミュニケーションをとることにもつながり、信頼関係を深める効果もありますので、積極的に行うようにします。
ブラッシングしながら、やさしく声をかけてあげると落ち着きますし、ブラシを見ると喜ぶようになりますよ。

ブラシングが大好きなワンちゃんになるようにやさしく丁寧に行ってあげましょう。

使用する物 内容
1. 濡れタオル 固く絞った濡れタオルで全身をよく拭いてあげましょう。
濡れタオルで拭く場合は、往復で拭くと毛が絡まってしまいますので、毛の流れの方向のみ拭いてあげます。
身体だけでなく、足の裏やパット、顔や耳の中などを拭いてあげます。

タオルはバスタオルのような大きなものよりは、手ぬぐいの方が拭きやすいと思います。

2. コーム コームには、絡まったトップコート(オーバーコート)をとかしてあげ、ほどいてあげる効果があります。
往復でとかすと逆に絡まってしまいますので、毛の流れに沿って使用します。
もし、すでに絡まっている場合には、無理に引っ張ったりせずに、毛先の方から徐々にほどいていくようにしてあげてくださいね。
無理に引っ張ると痛がりますし、ブラッシングを嫌がるようになってしまいますよ。

トップコート(オーバーコート)の美しさは、シェットランド・シープドッグ(シェルティー)の命ですので、絡まった毛がないようにしたいものですね。

3. ピンブラシ ピンブラシには、地肌をマッサージする効果があります。
ピンブラシも往復で使用すると毛が絡まってしまいますので、毛の流れに沿ってとかしてあげましょう。
力を入れて、強くとかすと、ブラシが刺さってしまい地肌を傷めてしまいますので、やさしく声をかけながらブラッシングします。
4. スリッカーブラシ 耳の後ろの毛のお手入れに便利な道具です。
他のブラシと同様に、往復で使用すると毛が絡まってしまいますので、毛の流れに沿って、小刻みに使用します。

スリッカーブラシは、換毛期に、抜けたアンダーコートを取り除く場合にも使用します。
抜けたアンダーコートを放置していると、見た目にみすぼらしいですし、皮膚病の原因となりますので、こまめにブラッシングしてあげましょう。

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