チワワの日常のお手入れ方法は、基本的に他の犬種と変わりませんが、特にチワワで注意する点をご紹介いたします。
<シャンプー>
まず、頭にシャワーをかける場合、背中のほうから頭のほうにむけてゆっくりとかけてあげると良いでしょう。
もし、どうしても嫌がるようでしたら、スポンジやガーゼにお湯を含ませて、濡らすようにして洗います。
シャンプーの液は製品に書かれている使用方法を守って使用してあげてください。
肌の弱い子は、シャンプーの液でかぶれることがあります。この場合には、シャンプーの液をお湯で薄めて使用してあげます。
チワワの耳は立ち耳なので、耳にシャワーのみずが入らないように注意してあげてください。
もし、入ってしまったら、シャンプーが終わった後に水分をしっかりと拭き取ってあげてくださいね。
チワワにシャンプーをしてあげる際には、目や耳にシャンプーが入らないように注意してあげます。
シャンプーの液が目に入いったまま残ってしまうと、目の病気(角膜炎、結膜炎など)の原因となりますので、入らないように注意してあげてくださいね。
万が一、シャンプーの後に、目が充血していたり、眼やにの量が多い場合には、獣医さんに相談してあげてくださいね(軽度の場合、目薬で治る場合もあります←目薬は獣医さんからもらったものを使用します)。
シャンプー後のドライヤーは、ロングコートよりスムースコートの方が乾きにくいようです。
念入りに乾かさないと、皮膚疾患の原因となりますので、しっかりと乾かすようにしてあげてくださいね。
<耳のお手入れ>
チワワは、立ち耳の為、通気性もよく、耳のトラブルも少ない方だといわれております。
耳のお手入れは、耳の中をよく見て、月に1回位、イヤーローションで湿らせた綿棒や脱脂綿を使用します。
耳の穴や汚れている場合には、イヤーローションと綿棒で、掃除してあげます。
また耳たぶの内側や穴の入り口などが汚れている場合は、イヤーローションと脱脂綿を利用して拭き取ってあげましょう。
なお、耳掃除が後は必ず余分なローションを拭き取っておくようにします。
<目の手入れ>
チワワは目が大きいため、涙の分泌量が多い子がいます。
余分な涙で、目の下のあたりに湿っている場合には、脱脂綿を水や、ぬるま湯で濡らせて、拭き取ってあげましょう。
この状態を放っておくと、目の下が涙で焼けてしまう「涙焼け」となり、目下の辺りが赤くなってしまうことがあります。