『ハイクオリティードッグ(High Quality Dog)』とは
ペットショップさくらでは、次のような条件を満たした子犬を『ハイクオリティードッグ(High Quality Dog)』と認定しています。
- 優良ブリーダーが作出した子犬
- 犬種標準書(スタンダード)を準拠して、作出された子犬
- 血統・骨量・毛質・毛量・骨格構成・性格・飼育環境・親犬や幼犬の食事などにこだわり、品質の高い子犬
- ショークオリティーの子犬
この制度は、犬質の良しあしを明示的にアピールすることで、お客様により良い子犬を安心してお求めいただけるようにしたものです。
「ペットとして飼うので、そこまで必要ない・・・」と仰る方もいらっしゃいますが、犬質の良い子犬は、飼いやすく、病気のリスクも軽減されます。もちろん生き物ですので、100%病気にかからないということはありませんし、健康は食事や生活環境によって大きく変化します。ですが、骨量や骨格の構成が悪い子犬や、極小サイズの子犬は、内臓が弱く、短命に終わるケースが多いと言われております。
『ハイクオリティードッグ(High Quality Dog)』認定証
『ハイクオリティードッグ(High Quality Dog)』として認定された子犬には、右記のような認定証が付与されます。
この認定証が付与された子犬は、ペットショップさくらが自信を持ってお勧めするワンランク上の子犬ですので、安心してお求めいただけます。
どの子犬も、展示(陳列)販売を行っているペットショップや、ホームセンターでは、決して出会うことができないオンリーワンの子犬達です。
『ハイクオリティードッグ(High Quality Dog)』FAQ
Q1.なぜ?ブリーダーの質を求めるのですか?
犬質の良しあしは、ブリーダーの考え方(ポリシー)が大きく影響します。
優良なブリーダーは、繁殖している犬種について研究して、より良い犬質の犬を作出する努力をしているのです。自分が作出した犬に対して誇りをもっており、作出した犬が褒められることを一番の喜びと感じております。
例えば、犬の交配にこだわりを持っており、メス犬が発情期になると、そのメス犬に対してベストなオス犬を選択します。
犬の交配は遺伝的にタブーとされる組み合わせもあり、実は深い知識が必要な事なのです。
また、ただ単に子犬を産ませて販売するのであれば、親犬に安いフードを与えていれば経済的に効率が良いのですが、優良なブリーダーはその犬種にとって一番よいと思われるフードを選択します。
中には、通常のフードと比べて数倍高額なフードを与えたり、馬肉を調理して与えるブリーダーもいます。もちろん、高額なフードが必ずしもよいというわけではありませんし、むやみに肉を与えれば良いという意味でもありません。
犬種毎に必要な栄養素がありますので、長年研究してベストと思われるフードを与えています。
Q2.犬種標準書(スタンダード)が重視される理由は?
犬種標準書(スタンダード)とは、各犬種の理想像を文章で書き表したもので、すべての犬種の繁殖指針となるものです。
この犬種標準書(スタンダード)は、長い歴史の中でブリーダー達の手によってその犬種の本来持つべき姿・形が決められることで、不健全な犬や遺伝性疾患を排除する役割をはたしてきました。
実際、体が小さく華奢な子(極小犬など)は、骨格が弱いため構成が崩れてしまい、将来、後肢の病気になりやすく、内臓系疾患のリスクが高くなり、短命な子が多いといわれております。
つまり、犬種標準書(スタンダード)から外れた犬は、その犬種の本来の姿や形からずれており、ブリーダーの手によって淘汰されてきたものなのです。
Q3.『ハイクオリティードッグ(High Quality Dog)』は血統書上のチャンピオン犬の数で決まるの?
子犬の犬質の良しあしは、血統書上のチャンピオン犬の数では判断していません。
その子犬の犬質(骨量・毛質・毛量・骨格構成・性格など)の良さで判断しています。
実際、両親がノンタイトル(チャンピオン犬ではない犬)の場合でも、ドッグショーで活躍してチャンピオン犬になった子もいるんですよ。
実は、あまりよく知られていませんが、チャンピオン犬の子犬というのは、案外簡単に作出することが出来ます。
例えば、チャンピオン完成したオス犬に手数料を支払って交配して産まれた子犬は、犬質の良しあしは関係なくチャンピオン犬直子となります。
Q4.家庭犬にショークオリティーの子犬は必要ないのではないか?
一般的に、家庭犬にショークオリティーの子犬は必要ないと思っていらっしゃる方は少ないないのですが、ドッグショーで活躍できるレベルの子犬は犬種標準書(スタンダード)を準拠していることになりますので、非常に良い犬質だといえます。
犬質の良い子犬は、成犬や老犬になってからも、病気になりにくく、性格もよいので非常に飼いやすい子犬であるといえます。
※生活環境や飼育方法などで病気になる場合もありますので、将来の健康を保証するものではありません
ただし、生れた子犬の中で一番出来の良い子犬は、通常、ブリーダーさんの下に残りますので、このレベルの子を手に入れることは非常に困難なことなのです。
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