ブラッシングは、毛の長さや、毛質、下毛(アンダーコート)の有無で使用するブラシや手順が異なりますので、愛犬にあった道具を使用してください。
ブラッシングには、毛や皮膚の健康管理としての役割もありますが、飼い主と愛犬とのコミュニケーションを取る意味でもとても重要です。
積極的にブラッシングしてあげましょう。
<ブラシの種類>
道具 | 用途 | 犬種 |
コーム | 主に櫛通りの確認に使用します。 毛のもつれや毛玉の有無を確認するためにも使用します。 カットで毛を持ち上げる際にも便利です。 |
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スリッカーブラシ | もつれや毛玉を解したり、ムダ毛を除去する場合に使用します。 中・長毛種のシャンプー前にも使用します。 スリッカーブラシを使用することで、ふわっとした仕上がりになります。 換毛期のある犬種の場合、抜けた下毛を除去するのに、向いているブラシです。 |
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ピンブラシ | 主に長毛種の毛をとかす場合に使用します。 細くて光沢のあるシルキー系の毛質に向いています。 中・長毛種のシャンプー後の仕上げにも使用します。 |
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ラバーブラシ、 豚毛のブラシなど |
主に体に張り付いているような短毛種のムダ毛の除去に使用します。 短毛種は、抜け毛が飛び散りやすいので、毎日ブラッシングしてあげましょう。 |
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<ポイント>
- 子犬を迎えてから新しい環境に慣れるまでの間(1週間程度)は行わないようにしましょう。
- 生後2ヶ月~生後3ヶ月の子犬はコームのみでもOKです。
- 子犬のうちは、毛を綺麗にすることよりもブラシングに慣れさせることを優先してください。
- 生後5ヶ月~6ヶ月くらいまでは、ブラッシングの感覚に慣れさせる意味と、飼い主さんと子犬の信頼関係を構築する意味でも毎日行いましょう。
- 1回のブラシングの時間を短くして、1日何回かに分けて行ってください。
- ブラシングは、【背中→腰、後足→体のサイド→首、胸、前足→お腹→顔、頭→耳】の順番に行います。
- もつれや毛玉がない場合には、コームのみでもOKです。
- もつれや毛玉を無理に引っ張るととても痛がりますので、優しく丁寧に行います。