<混合ワクチンの種類について>
混合ワクチンの種類は、2種、5種、8種が一般的です。
●2種混合ワクチン
最も感染力の強く、死亡率の高い「犬ジステンバー」と「犬パルボウィルス」感染症の2種類のワクチンを同時に接種します。
●5種混合ワクチン
2種混合ワクチンに「犬アデノウィルス2型」と「伝染性肝炎」、「犬パラインフルエンザ」を加えた5種類のワクチンを同時に接種します。
動物病院では、この5種混合ワクチンの接種を勧める獣医が多いようです。
●8種混合ワクチン
5種混合ワクチンに「犬レプトスピラ2種(イクテロヘモロジー型、カニコーラ型)」と「犬コロナウイルス」を加えた8種類のワクチンを同時に接種します。
この中の「犬レプトスピラ病」は、人畜共通感染症です。
感染症名 | ワクチンの種類 | ||||||||||
狂犬病 | 単独 | ||||||||||
犬パルボウイルス | 2種 | 5種 | 6種 | 7種 | 8種 | 9種 | 9種 | 11種 | |||
犬ジステンパー | 2種 | 3種 | 4種 | 5種 | 6種 | 7種 | 8種 | 9種 | 9種 | 11種 | |
犬アデノウイルスⅡ型 | 3種 | 4種 | 5種 | 6種 | 7種 | 8種 | 9種 | 9種 | 11種 | ||
犬伝染性肝炎 | 3種 | 4種 | 5種 | 6種 | 7種 | 8種 | 9種 | 9種 | 11種 | ||
犬パラインフルエンザ | 4種 | 5種 | 6種 | 7種 | 8種 | 9種 | 9種 | 11種 | |||
犬コロナウイルス | 6種 | 8種 | 9種 | 9種 | 11種 | ||||||
レプトスピラ・イクテロヘモロジー型 | 7種 | 8種 | 9種 | 9種 | 11種 | ||||||
レプトスピラ・カニコーラ型 | 7種 | 8種 | 9種 | 9種 | 11種 | ||||||
レプトスピラ・ヘブドマティス型 | 9種 | 11種 | |||||||||
レプトスピラ・コペンハーゲニー型 | 9種 | ||||||||||
レプトスピラ・オータムナリス型 | 11種 | ||||||||||
レプトスピラ・オーストラリス型 | 11種 |
<ワクチンの種類について>
費用は、地域や動物病院ごとによっても異なりますが、だいたい5種で5,000円~8,000円が一般的な値段です。