なぜ犬の躾(しつけ)が必要なのか?
犬の躾(しつけ)とは、人間と犬が一緒に生活していくうえで必要なルールを覚えると言う事です。
子犬は、何も知らない真っ白な状態で皆様のご家庭に迎え入れられますので、失敗することもあるかもしれません。
犬の躾(しつけ)には、幾つかのスタイルがありますので、その子の性格にあわせて躾(しつけ)を行う必要があります。
失敗したことを叱りつけるのではなく、よい行動をした際にいっぱい褒めてあげることが基本です。
何を教えるのか?
教えることは、大きく分けると次の2つに分類されます。
- 犬社会でのルール
- 人間社会でのルール
<犬社会でのルール>
犬社会については、子犬が社会化期に親犬からの躾(しつけ)や、兄弟姉妹との遊びの中からどれだけ多くのことを学んでいるかが重要になります。
当店でご紹介している子犬は、生後60日程度まで親兄弟姉妹犬と一緒に生活させることで、社会化期における学習を十分行っておりますので、ある程度犬社会については学習してきております。
飼い主さんは、子犬のうちにより多くの良い経験をさせてあげるように心がけましょう。
もし、展示販売型のペットショップなどで社会化期の学習が不十分な子犬を家族に迎えた場合には、親犬が行う躾(しつけ)や、兄弟姉妹との遊びの中で行う学習と同じようなことを教えてあげることで、飼い主さんが犬社会を教えることも可能です。
この場合、やや専門的な知識が必要となりますので、専門家に相談するのも良いかもしれません。
<人間社会でのルール>
前述のとおり、子犬は真っ白な状態で皆様のご家庭に迎え入れられます。
愛犬との生活が幸せで、よいものにするためには、人間と一緒に生活していくためのルールを教えてあげる必要があります。
一度に多くのことを教えても、子犬は吸収しきれないので、根気よくじっくりと教えてあげましょう。
教える際には、基本的には失敗したことを叱りつけるのではなく、よい行動をした際にいっぱい褒めてあげるようにしてあげてくださいね。