ワクチンを接種していないと感染症にかかりやすいのか?

地球上の生物(人、犬、猫など)は常にさまざまな外敵にさらされております。

ある程度は免疫機能で防ぐことができますが、今まで経験したことのない(免疫が戦ったことのない)外敵(細菌、ウイルスなど)が体に侵入してくると免疫の武器となる抗体がないため外敵に負けてしまい、症状が重症化することがあります。

ワクチンを接種することで、あらかじめ免疫の武器となる抗体を作ることができます。
万が一、外敵(細菌、ウイルスなど)が体に侵入した場合でも、あらかじめ抗体ができていると発症するのを抑えたり、発症した場合でも症状を和らげる効果があります。

屋内飼育の場合でもお散歩などの外出時に感染する可能性がありますので、必ず接種するようにしてください。

ただ、ワクチンを接種していても、接種したもの以外の病原体(細菌、ウイルスなど)が体に入ってくると、接種していないのと同じ状態になります。
どこまでのワクチンを接種すべきかは、信頼のおける獣医師とワクチンを接種することによるメリットとデメリットなどをしっかり話し合って決めるべきでしょう。