◎爪切り
子犬の頃から定期的に切ってあげましょう。ダックスフンドの場合伸び過ぎると後肢が広がり、不健全な発育になってしまいます。自分で切るのが怖い方は獣医さんか、ペットショップで切ってもらって下さい。
くれぐれも生爪を切らないようにして下さいね。爪やすりでケアもお奨めです。
見逃してしまうのが、足裏の毛ですが、パットの間からはみ出した毛は滑りやすく踏ん張りがきかなくなってしまうので短くカットしてあげましょう。
◎耳そうじ
たれ耳のダックスフンドは汚れが溜まりやすく異臭の原因ともなります。
お手入れは綿棒に消毒液(うがい薬・エタノール等)できれいにします。綿棒を使うのが怖い方は、指にガーゼを巻いて拭いてあげて下さい。
◎歯垢・歯石
歯垢・歯石は知らないうちに付着し、付着した歯石は金属片ではがし、最悪は全身麻酔で獣医さんに取って貰わなければなりません。
予防として子犬の時期からドッグ用(人間用でも可)の歯ブラシで毎日歯磨きをしてあげて下さい。歯磨き粉を付ける必要はありません。
犬は口の中を触られるのを嫌いますが、子犬の時から習慣づければ、嫌がることをしません。
◎シャンプー
シャンプーは20日~ひと月の間隔で行って下さい。シャンプーの前にブラッシングをしてからまんべんなく体を濡らします。 目や耳にシャンプーが入らないよう気をつけ顔から洗い、体は両手で揉む様にし、最後は尻尾と足を洗って下さい。
すすぎは、シャンプーが残らないように、しっかり洗い流して下さい。
◎目のケア
目の周囲は毎日濡らしたガーゼでやさしく拭いてあげて下さい。 目やにがひどい時は逆さまつげの可能性がありますので、獣医さんに相談して下さい。
ゴミ等が入った時は犬用目薬を差し濡れたガーゼで拭いてあげて下さい。
◎被毛のケア
ブラッシングする事により皮膚に刺激を与え、被毛の代謝と毛艶を良くします。
ブラッシングの前に濡れたタオルで全身を拭いてあげ、毛の生え方に逆らわずにブラッシングをしてあげて下さい。 特に耳の毛は餌や地面で汚れやすいので細めに拭いてあげて下さい。
◎お尻のケア
ダックスフンドが散歩の途中で地面に肛門を頻繁にこすったり、舐めていることはありませんか
それは、肛門の下にある肛門線が詰まって痒い為です。分泌液が溜まると線が破れる事もあるので、絞ってあげましょう。 しかし初心者がはじめてやるには難しいので定期健診の時に獣医さんにコツを教えてもらって下さい。慣れると比較的簡単に出来るようになります。
肛門を正面から見て4時と8時のあたりから上へ絞ります。 肛門線を傷つけないように注意して下さい。出てくる分泌液はかなり臭いので入浴時に合わせて行って下さい。