ダックスフンドの被毛

皮毛タイプ

ダックスフンドは毛の長さについて3つに分かれます。

◎スムース・ヘアード

なめらかで光沢のある被毛。 短くて硬い密生した毛はなめらかな光沢感があります。 また、筋肉質な体系がはっきりと見えるダックスフンドの古くからあるタイプです。

◎ロング・ヘアード

絹のようなさわりごごちが特徴の飾り毛も多い被毛絹のようになめらかな光沢感があり、飾り毛はウエーブがかかっていて、とても上品な被毛です。 長毛で、柔らかく手入れも丁寧にすることが大事です。

◎ワイヤー・ヘアード

立派な眉毛、顎ひげが特徴的。 体の大半を短い毛で覆っていて、剛毛なのがワイヤー。 耳の毛は短く、なめらか。顎と繭の部分にしっかりとした毛が生えています。

ミニチュアダックスフンド子犬スムース・ヘアードゴールド ミニチュアダックスフンド子犬ロング・ヘアードピュアホワイト ミニチュアダックスフンド子犬ワイヤード・ヘアードレッド
ダックスフンド

スムース・ヘアード

ゴールド ダックスフンド

ロング・ヘアード

ピュアホワイト ダックスフンド

ワイヤード・ヘアード

レッド

毛色の種類

◎スムース代表的な色:レッド・クリーム・ブラックタン・チョコレートタン

◎ロング・ヘアードの代表的な色:ゴールド・プリンドル・パイボールド、他40種類以上と豊富

◎ワイヤー・ヘアード:ワイルドボア・ワイルド、他

ミニチュアダックスフンド子犬スムース(ブラックタン) ミニチュアダックスフンド子犬ロング・ヘアード(チョコクリーム) ミニチュアダックスフンド子犬ロング・ヘアード(チョコクリーム) ミニチュアダックスフンド子犬ワイヤード・ヘアード(レッド)
ダックスフンド

スムース

(ブラックタン) ダックスフンド

ロング・ヘアード

(シルバーダップル) ダックスフンド

ロング・ヘアード

(チョコクリーム) ダックスフンド

ワイヤード・ヘアード

(レッド)

ゴールド、レッド、クリームなどのほか、目の上に丸く、まゆ毛のように違う色が入るブラック&タン、まだら模様となるダップル、2色の毛が混じって縞模様が出るブリンドル、白のベースカラーに色が入るパイボールドなどダックスフンドは毛色もバリエーションが豊富です。

ダックスフンドは基本的に寒がりといわれています。人間と同じ環境で暮らすワンちゃんにとって、夏のクーラーは危険なもの。夏でも、涼しすぎる環境にいることはワンちゃんにとって致命的です。

また、日常の生活の中でもダックスフンドは陽気な性格を持っているため遊ぶことが大好き。 飼い主とのコミュニケーションは必要不可欠になってきます。 活動的な犬種なので、毎日の散歩や運動はそれぞれの体力に見合う範囲で十分にしてあげてください。

特にダックスフンドの場合、長胴・短足といった特徴的な体系の為散歩時にお腹の毛が汚れてしまう事が多く見られます。

最近では、ダックスフンドの洋服を中心に広く出回っていますが、本来【犬】というものは服を着せる動物ではありません。着せることによって、汚れは防げても蒸れてしまい被れたりしてしまいます。

なによりも1番大事なことは、人間の環境にワンちゃんが合っていると勘違いをしないこと!ワンちゃんは飼い主や人間が大好きなので合わせようと必死です。

その必死が無理に繋がり、病気に繋がります。

家族である、ワンちゃんが一緒に生活をする上でベストな環境とは、飼い主さん自身が気を使いしっかりと見極めてあげることだと思います。

皮毛タイプによって多少性格が異なるようです。

◎スムース・ヘアード:人なつっこくて、明るい。飼い主に忠実。

◎ロング・ヘアード:温厚で甘えん坊だか、やや神経質なところがある。

◎ワイヤー・ヘアード:独立心があり、気が強い反面、陽気で好奇心が旺盛。

ダックスフンドの魅力は茶目っ気たっぷりで、陽気で明るく頭脳も明晰で、遊ぶことが大好きです。 又、警戒心も強く、もともと自分の判断でアナグマ猟をするように作出された犬種です。

しつけという言葉のイメージからすると、人間が犬にあれこれ教え込む事のようですが、実は人間のほうが犬の事をよく理解することが重要なのです。

色々な問題行動と言われているものには、犬自信なりの理由があり、その原因を作り出しているのは、置かれている環境や、ワンちゃんへの接し方からくるものだと理解して下さい。 「いけない事」「しなくていい事」と犬が理解していないのに叱ったり、怒鳴ったりするとワンちゃんにストレスを与えているだけであり、逆効果の結果に繋がってしまいます。

子犬の場合だと叱られている事を理解できず、怖い思いをさせる事になり、その後トラウマになったり性格に大きく影響を及ぼしてしまいます。克服させる為には、まずは、原因を取り除く事から行い、次に問題行動をとらせない状況におく事が大切です。

犬と人間では伝達方法が違うという事を認識しなければなりません。

「ダメ!って言っているのに聞いてくれない」のではなく、それはワンちゃんに正しく伝わっていないと考え直してみる必要があります。

最初から問題のあるワンちゃんはいません。問題を抱えてしまっているのは、実は飼い主側にあるんだという事を理解する事から始めましょう。色々なしつけ例の中には体罰やきつい叱責を与える事により矯正していく方法も見受けられますしかし、こういった方法はその場しのぎでしかなく、ワンちゃんに多大なストレスを与え将来的に別の問題点を抱えてまう事になってしまいます。

体罰を受け続けたワンちゃんは防衛心から噛む犬になってしまい、ダックスフンド本来のノビノビした陽気な性格とは異なってしまうのです。

犬達は学び成長していく上で、体罰なんかしなくても、沢山の事を学べる素晴らしい能力を持っていますし、リーダーとしての飼い主に誉めてもらう事を何よりも望み、それに従おうとする気持ちを備え持っています。

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