ブリーダーの子犬販売専門店【ペットショップさくら】

イギリス王室に愛され続ける犬

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク（WELSH CORGI PEMBROKE）は、胴長短足のとても愛嬌のある姿をした犬種です。
イギリスの王室の犬といえば、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークと言われるほど、愛されている犬種で、ヘンリー二世（1133年～1189年）の時代から、現代に至るまで王室で大切に飼育されているそうです。

よく似た犬種で、ウェルシュ・コーギー・カーディガン（WELSH CORGI CARDIGAN）という犬種もありますが、異なる歴史をもつ別の犬種です。

子犬の頃はとても愛らしい姿をしていますが、成犬になると骨太でとても力強く、働き者の頼りになる存在です。（親しみを込めて、「丸太犬」と呼ぶ愛好家もいるようです。）
元々、牧羊犬として、牛や羊を管理する仕事をしていたこともあり、頭が良く、物覚えもよいワンちゃんなんですよ。
明るく社交的な性格で、好奇心旺盛で何にでも興味を示しますので、訓練性も良いのが特徴です。楽しいことを好み、人とのふれあいや、飼い主さんを喜ばせることを幸せと感じています。
活発で適度な運動量が必要になりますので、アクティブな飼い主さんに向いている犬種です。
本来、攻撃的なこともなく、神経質な犬種でもありませんが、牛や羊に対して吠えたり、噛むことで仕事をこなしていたこともあり、主従関係が逆転すると問題行動を引き起こす原因となりますので、しっかりとした躾が必要です。

日本では、一般的に産まれて間もなく尻尾を切断（断尾）することが多い為、尾の無い姿が知られていますが、最近では、動物愛護の精神から尻尾を残したままにするブリーダーさんも増えてきました。
断尾は、牧羊犬として、牛や羊の管理を行う際に、牛に尻尾を踏まれて怪我をすることを予防するために行われてきましたが、その仕事を行わくなった現代では、断尾をすることが動物虐待だと思われるようになりました。
事実、ヨーロッパのドッグショーでは、断尾を禁止する方向にあります。日本のドッグショーでも断尾をしない生体も許容されるようになりました。
わたくし個人としては、尻尾の無いお尻も可愛らしいのですが、尻尾の残った姿も良いと思いますよ。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、食欲旺盛で食べ物に対する執着が強く、太りやすい体質の為、可愛らしいからと言っておやつの与えすぎには注意が必要です。
太らせてしまうと椎間板ヘルニアや関節の病気（股関節形成不全など）のリスクが増大しますので、飼い主さんによる体重管理が健康管理の第一歩となります。コーギーの可愛い笑顔に負けない飼い主さんの強い心が必要です。