0歳~1歳までに注意すべき病気
病名 | 概要 |
アレルギー性皮膚炎 | アレルゲンに接触することで皮膚の炎症を引き起こす病気です。 犬のアレルギー性皮膚炎は痒みが非常に強いので、自分で繰り返し舐めたりかじったりしてしまい、皮膚を傷つけてしまいます。 最初のうちは、体の一部で炎症が発生して、出血や潰瘍のみですが、そのうち脱毛してしまいます。 さらに進行すると、全身に炎症が発生してしまいます。 アレルギー性皮膚炎種類には、以下のようなものが考えられます。
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外耳炎 | 次のような要因で外耳に炎症を引き起こす病気です。
耳の換気が悪い犬種(垂れ耳、耳介のしわが多い、外耳道に毛が生えてる)の場合、耳垢がたまりやすくなることで、細菌やダニを繁殖することとなります。 |
下痢 | さまざまな原因で下痢をすることがありますが、下痢が続くようでしたら出てきたものを観察して状態を把握しておき、可能であれば採取しておきます。 獣医師に相談する際に下痢の状態を説明して、採取したものを検査してもらってください。 ここでは、0歳~1歳までの子犬の下痢の原因を幾つか紹介しておきます。
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コリー眼異常 (CEA) |
コリー種(ラフ・コリー、スムース・コリー、シェットランド・シープドック(シェルティー)、ボーダー・コリー)がかかりやすい遺伝性の疾患です。 眼の器官の発達障害が発生する病気で、軽度の場合は殆ど症状がみられませんが、重症化すると視力低下を起こし、最悪の場合失明します。 劣性遺伝の為、CEA遺伝子を持つ犬の全てが発症する訳ではありません(アフェクト犬のみが発症します。)が、正常の犬でもCEA遺伝子を持つ犬が存在します(キャリア犬と言います)。 ※CEA遺伝子を持たない犬のことをクリア犬といいます ※CEA:Collie Eye Anormaly |
成犬が注意すべき病気
病名 | 概要 |
アレルギー性皮膚炎 | アレルゲンに接触することで皮膚の炎症を引き起こす病気です。 犬のアレルギー性皮膚炎は痒みが非常に強いので、自分で繰り返し舐めたりかじったりしてしまい、皮膚を傷つけてしまいます。 最初のうちは、体の一部で炎症が発生して、出血や潰瘍のみですが、そのうち脱毛してしまいます。 さらに進行すると、全身に炎症が発生してしまいます。 アレルギー性皮膚炎種類には、以下のようなものが考えられます。
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外耳炎 | 次のような要因で外耳に炎症を引き起こす病気です。
耳の換気が悪い犬種(垂れ耳、耳介のしわが多い、外耳道に毛が生えてる)の場合、耳垢がたまりやすくなることで、細菌やダニを繁殖することとなります。 |
関節リウマチ | 自己免疫疾患により、免疫機能の異常で自分自身の体を免疫が攻撃する病気です。 初期の主な症状は、朝起きた時に手足の関節のこわばりでうまく歩けない症状がでるが、関節のこわばりが解けて普通に歩けるようになります。 初期症状を放置して病気が進行すると、症状が重症化して激しい痛みを伴い、最悪の場合、関節が変形することで全く歩けなってしまいます。 関節リウマチは一度かかってしまうと根本治癒が難しい病気ですが、早期発見により症状の進行を抑制することは可能です。 飼い主さんは愛犬の健康状態を常に見守ってあげて欲しい思います。 自己免疫疾患に陥らないようにするためにも、生活環境を整えることでストレスを軽減させ、適度な運動と栄養バランスのとれた食事を与えるようにしましょう。 |
股関節形成不全 | 骨盤のくぼみと大腿骨の頭の関節が完全に外れたり、外れそうになる病気です。 先天的に骨の発育異常による原因と、犬の生活環境による原因があります。 子犬の時におやつや食事を与えすぎてしまい肥満になると、未発達の股関節に大きな負担がかかり、発症することがあります。 また、屋内飼育でフローリングなどの滑りやすい床の場合も同様に股関節に大きな負担がかかりますので、発症する可能性があります。 |
甲状腺機能低下症 | 甲状腺ホルモンの分泌量が減少することで、次のような症状がでる病気です。
甲状腺ホルモン製剤投与による治療が可能です。 |
てんかん | 脳内の神経細胞(ニューロン)の異常で、神経伝達の電気信号がショートして、脳がショック状態に陥る病気です。 軽度の発作の場合、けいれんや意識障害、失禁するといった症状が発生します。 大きな発作の場合、体を反り返らせたり、口から泡を吹いて意識を失うこともあります。 通常は、てんかんの発作が治まると普段の状態に戻る。その後、繰り返し何度も発作を起こす場合(重積状態)は命に関わる危険な状態ですので、注意が必要です。 てんかんは、何らかの要因が引き金となって発症する場合と、原因不明で発症する場合で区別されております。 ◎何らかの要因が引き金となって発症する場合
◎原因不明で発症する場合 |
白内障 | 眼の中の水晶体(レンズ)が白く濁ることによって、視力が低下する病気です。 白内障により視力が低下すると、よろけたり、何かにぶつかったり、物を見失ったりします。 白内障の症状が6歳未満で発生している場合の原因は、糖尿病などの内科的病気や、先天性の可能性があります。 6歳を経過してから症状が発症した場合は、老化によるよるものが主な原因です。 |
門脈シャント | 本来は肝臓に流れるはずの血が、門脈から大静脈へ流れてしまうことで、肝臓への血のめぐりが悪くなる病気です。 血液内の毒素が分解されないまま体の中を循環してしまう為、次のような症状が発生します。 ◎肝性脳症(神経症状)
◎消化器症状
◎泌尿器症状
この病気の原因はほとんどの場合で遺伝性によるもので、2歳未満の幼犬に多く発症します。 |
レッグ・ペルテス病 (レッグ・パーセス病) |
大腿骨頭の血管が傷つくことにより、血流量が低下してしまい、大腿骨頭が壊死する病気です。 この病気は、主に生後6ヶ月~生後12ヶ月の子犬が発症します。 発症すると次のような症状が現れます。
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【免責事項】
こちらにご紹介する病気名や、症状、治療方法などは一般的な情報をまとめたものですので、愛犬の病気が疑われる場合には速やかに獣医にご相談ください。
情報の正確性には十分注意しておりますが、ご紹介した内容で何らかの不利益が生じても当方としては責任を負いかねますのでご了承ください。