衛生面と安全面を管理するために、ちょっとした部分的なお手入れが必要な場合があります。
ここでは代表的な部分ケアを幾つかご紹介いたします。
<涙焼け、よだれ焼け>
涙やよだれに含まれる有機物(アミノ酸や尿素)が毛に付着することで、毛の色が茶褐色に変色してしまいます。
- 水やぬるま湯を含ませたコットンなどで、変色した部分を押さえるように拭きます。
- 拭いた後は必ずドライヤーで乾かします。この時、ドライヤーの風が直接目に当たらないように注意しましょう。
- 特にホワイトやクリーム系などの薄い毛色の場合には、目立ってしまうので毎日拭いてあげましょう。
- 放置していると見た目に汚いだけでなく細菌などが繁殖してしまい不衛生になってしまいます。
<毛のカット>
衛生面と安全面を考慮して毛をカットするがあります。
例えば、足裏の毛が伸びていると、滑り止めの役割をする肉球が覆われてしまい、滑りやすくなってしまいます。
また、肛門周りや陰部周辺の毛が伸びていると、排泄の際に汚れてしまいます。
毛のカットが必要かどうかは犬種によっても異なりますので、カットが必要な場合には毛を切ってあげましょう。