チワワ(チワワに限らずどの犬もそうですが・・・)は飼い主のことを見ていないようでいて、実はよ~く観ています。
「この飼い主は、抵抗すれば自分の思い通りになるかな?」とか、「この前、吠えてみたら、おやつがもらえたからまた吠えてみようかな?」などのように、飼い主の甘やかしをよく観察して学習するズル賢い面があるんですよ。(本当ですって!)
躾(しつけ)をするには、まず、家族全員で愛犬が「しても良いこと」と「してはダメなこと」のルールを決めてあげる必要があります。
そのルールが決まったら、「褒めるとき」、「叱るとき」、「座らせる時」・・・などの合図(例:褒めるとき:「Good!(グット!)」、叱るとき:「No!(ノー!)」、座らせる時:「Sit!(シット!)など」)のルールを決めてあげ、家族全員でそのルールを守るようにしてあげてください。
家族の合図がバラバラだと、ワンちゃんは迷ってしまいますからね。
躾(しつけ)は、毅然とした態度で、短く合図を1回だけ行うようにしてあげてください。
なんどもしつこく叱りつけると、なんで叱られているのかが分からなくなってしまいますので。
チワワの場合、躾(しつけ)において注意すべき点は、小柄で体の作りが華奢(きゃしゃ)なので、「体罰は絶対禁止!」ということです。
チワワは、まれに出産時の大泉門の頭蓋骨の開きが成熟後も閉じ切れていない子がいますが、このような子の頭を叩いてしまうと、水頭症を発症してしまう可能性があります。それに前肢の骨が骨折しやすい特徴がありますので、体罰による躾(しつけ)は絶対に行ってはいけません。(チワワの場合、状況によっては致命的なダメージを与えてしまい、死亡することもありますよ。)
チワワは室内でも十分な運動量を確保することも可能ですが、屋外で健康保持のために日光を浴びることも重要です。
さらに屋外で他の犬や人間、他の動物と触れ合うことにより、社会性が身につくことにもつながりますので、屋外での適度な散歩に連れ出してあげるのも良いことではないでしょうか。